とやま大地の会は、ひきこもりという共通の課題をもった家族、ひきこもり当事者、支援者の分かち合いと学びの場として、2001年3月に設立されました。
「ひきこもり」とは、何らかの事情(多様な背景要因)によって、人とつながること、社会とつながることが困難になっている状態を表す言葉です。ひきこもり当事者は、長い間、自宅中心の(孤独で不自由な)生活を余儀なくされています。程度も様々で、全く家から出られない人から、時には買い物に外出したり、散歩をする人もいます。近年ようやくひきこもり問題が認知され、支援が始まりましたが、まだまだ十分ではありません。
私たちは、親がひとりで抱え込まず、「富山県ひきこもり地域支援センター」や医師、カウンセラーなどの支援者と家族が協力しながら、当事者の支援を継続することがとても重要だと考えて、活動しています。
月例会では、どなたも安心して話すことができる場を確保しています。
本人も周囲の人も、なぜひきこもるのかわからない場合がありますが、ひきこもりの背景には次のようなことが指摘されています。
発達障害があると、コミュニケーションがうまくいかないために周囲から理解してもらえず、
そのストレスから逃れるために、ひきこもる場合があります。
毎月第3土曜日 午後1時30分〜4時
日頃、困っていることや変化のあったことなど、話し合い、分かち合います。
時々、専門家を招き、ミニ講演を聴き、学び合います。和やかな雰囲気です。
毎回、15人〜20人が参加し、お茶とお菓子を楽しみ、会員によるハモニカ演奏で始まることもあります。
どうぞ、お気軽にご参加ください。
日時、会場には変更があります。必ず事前にご確認ください。
ひきこもりに悩む家族、当事者と支援の意思がある方
初めてご参加なさる場合は、午後1時に直接会場にお越しくださるか、予め電話にてご連絡ください。
参加のルールなどご説明いたします。特定団体への勧誘行為は固くお断りします。会の運営に支障をきたす行為は固くお断りします。
会員 無料
非会員 1回200円(変更あり)
富山県ひきこもり対策支援協議会のメンバーとなり、「心の健康づくり民間団体紹介イベント」などの啓発活動に他団体とともに参加しています。
また、平成25年3月に富山県から委託を受け、県の相談スタッフや専門家の助言、協力も得て、小冊子「ひきこもりと向き合う〜家族へのヒント〜」を編集・作成し増刷分も含め4000部が富山県から発行されています。
また、富山県の各厚生センターや富山市保健所の家族教室に参加させていただき、会員の経験等をお話させていただいています。
小冊子は、富山県内各厚生センター、富山市保健所等で受け取ることができます。『ひきこもりと向き合う』についてはひきこもり地域支援センターのホームページからダウンロードが可能です。
ひきこもりという共通の課題をもつ会員同士の支え合いに取り組んでいます。
NPO法人全国ひきこもりKHJ親の会(家族会連合会)の「ひきこもりピアサポーター養成研修」を修了し認定された会員や、精神保健福祉士等の専門資格を有する会員による、家族支援、当事者支援も行っています。
ピアサポート活動は、専門家による支援ではなく、ピア(仲間による)サポート(支援)です。
会費(2021年度) 年会費:2000円 例会参加費無料(振込料は各自負担です)
非会員の例会参加費:1回200円
入会は、毎月の月例会の場でできます。